MLBキャップロゴ紹介/ア・リーグ西地区編
メジャーリーグ30球団、それぞれの球団が持つ独創的なチームロゴ。
このページでは特に、公式試合用キャップにデザインされたチームロゴマークを紹介していきます。
今回はアメリカンリーグ西地区編。
アメリカ合衆国西部に3チーム、南部テキサス州に2チームが本拠地を構えるア・リーグ西地区。
大物日本人メジャーリーガーが過去・現在にも多く活躍し、2012年までは1チーム少ない4チームで争ってきたこの地区の、5チームのキャップロゴを紹介します。
ヒューストン・アストロズ / Houston Astros (HOU)
写真: MLB 9FORTY(940) THE LEAGUE ADJUSTABLE
過去の騒動を乗り越え、2021/2022年ワールドシリーズ進出を果たしたアストロズ。
チーム名の由来となったNASA宇宙センター、アストロノーツ(宇宙飛行士)を想起させる星の刺繍、その上に頭文字「H」をあしらったキャップロゴデザイン。
星マークが意外と主張しすぎず、シックな色のボディにオレンジと白が調和した絶妙なバランスのキャップですね。
ロサンゼルス・エンゼルス / Los Angeles Angels (LAA)
写真: Angels '47 CLEAN UP
2025年シーズンから、元西武ライオンズ・菊池雄星投手の加入が決定!
二刀流・大谷翔平選手の6年間に渡る大活躍で、テレビで見ない日はなかったと言っても過言ではないエンゼルス。
頭文字「A」をチームカラーの赤で立体的に見えるようにデザイン、いかにも『エンジェル』な天使の輪があしらわれています。
チームの愛称であるヘイロウズ(Halos/光の輪)の要素と立体感のあるフォントが真っ赤なボディに映えてますね。
オークランド・アスレチックス / Oakland Athletics (OAK)
写真: MLB 9FORTY(940) THE LEAGUE ADJUSTABLE
アメリカンリーグ創設時から存在し、9度のワールドシリーズ制覇・15度のリーグ優勝経験を持つアスレチックス。
チーム名を略した呼称「A's(エーズ)」が小細工なくシンプルに刺繍された、古豪球団らしいキャップロゴデザイン。
鮮やかなグリーンのボディに載せられたクラシカルな白いフォントが、ポップな印象と歴史の重みを同時に感じさせてくれますね。
シアトル・マリナーズ / Seattle Mariners (SEA)
写真: Mariners Home ‘47 CLEAN UP
イチロー選手を筆頭に、最も日本との関わりが深い球団のマリナーズ。
シルバーの糸で刺繍された頭文字「S」を、チームカラーのNorthwest Greenで縁取り。太平洋岸北西部最大の港町に属する球団らしい、コンパスとボールが重なったようなデザインです。
要素は多いのにスッキリとまとまっていて、何よりひと目でマリナーズとわかる特徴的な色使いが素敵なキャップロゴですね。
テキサス・レンジャーズ / Texas Rangers (TEX)
日本野球史上最高峰と言われるダルビッシュ有投手がMLB移籍後最初に所属した球団のレンジャーズ。
レンジャーズといえば青・赤・白、この3色のコントラスト。これは本拠地グローブライフ・フィールドがあるテキサス州旗と同じカラーリングです。
頭文字「T」が分厚く立体的に見える、存在感十分のキャップロゴデザインですね。
今回はア・リーグ西地区5球団のキャップロゴを紹介しました。
特徴としては、メジャー30球団の中でも今回の5球団は特にチームカラーの際立ったデザインを採用しています。
上記に登場した大谷選手・イチロー選手・ダルビッシュ投手らの他にも、多くの有名選手が在籍してきた、日本人にも馴染みの深いリーグの5球団。
それぞれ違った味があるので、試合の中で観るだけでなく、自分のファッションに合うものを選んで「被って楽しむ」のもMLBの醍醐味の一つですね。