MLBキャップロゴ紹介/ア・リーグ中地区編
メジャーリーグ30球団、それぞれの球団が持つ独創的なチームロゴ。
このページでは特に、公式試合用キャップにデザインされたチームロゴマークを紹介していきます。
今回はアメリカンリーグ中地区編。
1994年新設、五大湖にほど近いアメリカ合衆国中西部に5チームが本拠地を構えるア・リーグ中地区。
ア・リーグで唯一、全ての所属球団がワールドシリーズ制覇経験を持つこの地区の5チームのキャップロゴを紹介します。
シカゴ・ホワイトソックス / Chicago White Sox (CWS)
写真:MLB BASIC SNAP 950
セ・リーグ連覇を果たした東京ヤクルトスワローズの高津臣吾監督も過去に所属していたホワイトソックス。
球団名から「SOX」を文字でデザインした一見すると単純なロゴですが、3文字を縦に並べるこのスタイルを採用しているのは他国プロリーグを含めても非常に珍しいスタイルです。
黒いボディに白のロゴは王道でファッション的にも合わせやすいですね。
クリーブランド・ガーディアンズ / Cleveland Guardians (CLE)
LP59FIFTY(LP5950) MLB Authentic On-Field Cap
2022年シーズンを境に長く親しまれたインディアンスから球団名を変更することが発表されたガーディアンズ。
MLBファンや帽子好きの方には、インディアンをキャラクター化した「ワフー酋長」のイメージが強いかと思われますが、2018年に廃止され以降は非常にシンプルな頭文字「C」のロゴへ、そして球団名の変更に伴い再度変更がなされ現在の形になりました。
この角ばった形状は新球団名の由来であり球場の程近くにある彫像「Guardians of Traffic」をイメージしたものです。
デトロイト・タイガース / Detroit Tigers (DET)
写真: 59FIFTY(5950) MLB AUTHENTIC COLLECTION ON-FIELD GAME CAP
2024年シーズンから、元広島東洋カープ・マエケンこと前田健太投手が加入!
アメリカ野球殿堂入り第1号選手の1人、タイ・カッブが所属したタイガース。
チームロゴは頭文字「D」のオールドイングリッシュ書体。
ホームゲーム用はネイビーのボディに白のロゴ、ロードゲーム用はロゴがオレンジ、どちらの配色もオールドイングリッシュとマッチしておりファッションアイテムとしても人気のチームです。
カンザスシティ・ロイヤルズ / Kansas City Royals (KC)
写真: Royals Home '47 CLEAN UP
2021年シーズン、捕手史上2人目の打撃2冠を達成したペレス選手を擁するロイヤルズ。
キャップロゴは頭文字「K」「C」2文字で構成されたシンプルかつクラシカルなデザイン。
チーム名に相応しい、ロイヤルブルーと上品な印象の白いロゴとの調和が美しいキャップですね。
ミネソタ・ツインズ / Minnesota Twins (MIN)
写真: LP59FIFTY(LP5950) MLB Authentic On-Field Cap
2023年シーズン、このアメリカンリーグ中地区で1位を勝ち取ったツインズ。
都市の愛称「Twin Cities」の、頭文字2文字を組み合わせる野球帽定番のデザインですが、「T」は白、「C」は赤の糸で刺繍されており、シンプルな構成ながら目を引くキャップロゴになっています。
日本プロ野球ファンの私には阪神タイガースと広島東洋カープのキャップロゴを組み合わせたようにも見えてきて親近感がわきます。
今回はア・リーグ中地区5球団のキャップロゴを紹介しました。
個人的な感想としては、このア・リーグ中地区が最もシンプルなデザインが多い地区のように感じました。
とんねるず石橋貴明さんが出演した映画「メジャーリーグ2」では、タカ・タナカとしてインディアンス(現ガーディアンズ)に所属し、「メジャーリーグ3」ではライバル球団としてツインズが立ちはだかるなど、映画好きの方にも馴染みのあるリーグの5球団。
それぞれ違った味があるので、試合の中で観るだけでなく、自分のファッションに合うものを選んで「被って楽しむ」のもMLBの醍醐味の一つですね。