MLBキャップロゴ紹介/ア・リーグ東地区編
メジャーリーグ30球団、それぞれの球団が持つ独創的なチームロゴ。
このページでは特に、公式試合用キャップにデザインされたチームロゴマークを紹介していきます。
今回はアメリカンリーグ東地区編。
アメリカ合衆国北部から3チーム、南部フロリダ州から1チーム、そしてメジャー唯一のアメリカ国外カナダから1チームが所属するア・リーグ東地区。
古くからのライバル関係を持つ人気チーム、ヤンキースとレッドソックスがしのぎを削るこの地区の、5チームのキャップロゴを紹介します。
ニューヨーク・ヤンキース / New York Yankees (NYY)

写真: 59FIFTY(5950) MLB AUTHENTIC COLLECTION ON-FIELD GAME CAP
ベースボールキャップの人気では他の追随を許さない超定番、ヤンキース。
頭文字2文字、「N」と「Y」を組み合わせた王道のチームロゴです。
このNYロゴをデザインしたのは、なんとあのティファニー(Tiffany & Co.)!
もともとはニューヨーク市警の名誉勲章用にデザインされたものだそうです。
ボストン・レッドソックス / Boston Red Sox (BOS)

写真: Sure Shot '47 CAPTAIN
2023年シーズンから、元オリックスバファローズ・吉田正尚選手が加入!
日本出身の名投手たちも多く所属してきた名門チーム、レッドソックス。
本拠地ファンウェイ・パークが位置するボストンの頭文字「B」を、チームカラーの赤で刺繍したシンプルなデザイン。
チーム内で流行した『ヒゲ』にも似合う少しワイルドな印象のキャップロゴですね。
ボルチモア・オリオールズ / Baltimore Orioles (BAL)

2025年シーズンから元読売ジャイアンツ・菅野智之投手の加入が決定!
ひときわ目を引くコミカルなキャラクターロゴのオリオールズ。
彼の名はザ・オリオール・バード。ボルチモアムクドリモドキがモチーフのマスコットキャラクターで、
プロフィールによると両打のスイッチヒッターで球場のファンとの触れ合いは「趣味」。好きな食べ物は粒餌。
キュートでシュールな彼にオレンジがよく似合う、愛らしいデザインですね。
タンパベイ・レイズ / Tampa Bay Rays (TB)

写真: Rays Home '47 CLEAN UP
長期低迷のデビルレイズ時代からデビル(悪魔)を取り、「レイズ旋風」を巻き起こしたレイズ。
チームロゴは非常にシンプルな、頭文字「T」「B」の2文字のデザイン。
ネイビーのボディに白のフォント、水色のドロップシャドウが爽やかな印象ですね。
トロント・ブルージェイズ / Toronto Blue Jays (TOR)

写真: 9FORTY(940) Trucker Adjustable
メジャー30球団の中で唯一、カナダに本拠地を置くブルージェイズ。
キャップロゴは北米に生息する鳥でチーム名にもなっているブルージェイ(アオカケス)の刺繍。
青と白が基調のキャップに、カナダ国旗のサトウカエデの赤色が映えるデザイン。
川﨑宗則選手の活躍で親しみのある方も多いのではないでしょうか。
今回はア・リーグ東地区5球団のキャップロゴを紹介しました。
特徴として、メジャー30球団の中でも文字デザインではない、イラストデザインを現在採用しているチームは今回ご紹介したオリオールズとブルージェイズだけです。
超有名・大人気のヤンキース、野球帽らしさ全開のレッドソックス、スタイリッシュなレイズ、
それぞれ違った味があるので、試合の中で観るだけでなく、自分のファッションに合うものを選んで「被って楽しむ」のもMLBの醍醐味の一つですね。